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俺達に墓はない(1974年) 主演:松田優作

ムショ帰りの島勝男は、弟分のヒコと暴力団のノミ屋の金庫を襲撃。ところがなんと、覆面の先客がいた!追手の組員に同じ覆面姿のヒコが捕らえられる。島は先客の男がアジトの安バーに出没していた滝田栄一だと知る。激烈なカー・チェイスの後、二千万円入りのバッグを奪い合って、二人はお互いの力量を認め合い仲間となった。アジトへ戻った島は、転がり込んでいたミチがシャブ中であることを知る。島を求めるミチ。島はミチに惚れているヒコを思ってミチをはねつける。ヒコ奪回へ向かった島と滝田はダイナマイトで暴力団と闘う。救出されたヒコは、二千万円強奪の真犯人への復讐を叫ぶ。それが目の前にいる滝田だとも知らずに…。
暴力団の賭博バスを襲撃した島と滝田は、六千万円強奪に成功し逃亡する。一方、ヒコはミチに迫って拒まれたことからミチと島がデキたと邪推し、島への憎悪に燃えるのだが…。(映連データベースより)


俺たちに墓はないかつて、漫画原作者・小池一夫が言いました、「マンガはキャラクターだ!」と。この作品『俺たちに墓はない』を観て映画も同じだなと思いました。松田優作岩城滉一志賀勝竹田かほりが実に魅力的な人物を演じてます。キャラクターの面白さだけで退屈せずに最後まで見られました。

 当時、優作は遊戯シリーズの真っ最中でしたが、『殺人遊戯』と『処刑遊戯』の間に公開されたとのこと。遊戯シリーズと違って、この作品は殺し屋が主人公じゃないため、主人公を鳴海昌平とは出来ず、遊戯シリーズの1篇には入れられなかったものと思われます。監督も違いますし。
 前半は、優作と志賀勝のおかしなコンビが送る抱腹絶倒のドタバタアクションて感じ。決してハードボイルドではありません。大胆な計画をユーモラスに実行、やることなすこと、笑えます。

 途中、ピンクレディの『カメレオンアーミー』『ジパング』、甲斐バンドの『ヒーロー』などがバックに流れてて、当時から狙ってたはずもないのですが、時代を経た今のオッサン世代が見ると胸にキュンとくるシーンもあります。岩城滉一がインベーダーゲームやってたり。時の移ろいは早いものだなあとしみじみ。余談ですが、志賀勝さん、この作品での年齢設定は36歳とのこと。私より一回り以上、下ですよ。ハー(溜息の音ね)。

 にしても、この作品の優作はサングラスが好きですね。日本で一番サングラスが似合うのは松田優作だと前々から思ってはいましたが、ことあるごとに優作がサングラスをかけるシーンが挿入されてます。だからといって銭湯の中でまでかけるかよ?って部分はありますが、あのサングラスも何かの象徴なんだろうけど、頭の悪い私にはその意味など分かろうはずもなく、「サングラスかっけえなあ、優作」とホレボレ見てるばかりなのでした。

 あと、竹田かほり。前に書いた『処刑遊戯』には森下愛子がマドンナ的な役回りで出てたけど、こっちでは、森下さんのお友達の竹田かほりさんが出てました。この人、顔はどっちかって言うとチンチクリンなんですが、妙に可愛いとこあって、それがこの作品での役柄とピッタリでした。地で演じてます、多分。日頃からあんな人だと思います、多分。竹田さん、この後はテレビドラマの『探偵物語』にも出演されてますね。やはり評判良かったんだと思いますよ、多分。

 ところで、竹田かほり扮するミチが自分の立場を説明するシーンで「派遣店員だった」と言ってますね。派遣て昨日今日の言葉じゃなかったんですね。この時代から既にあったんですね。勉強になりました。

 この作品でも、優作が上半身裸のシーンがあります。遊戯シリーズと違って、この作品での優作の体が妙に普通なのが意外でした。遊戯シリーズでは肉体鍛錬のシーンで優作の体は結構筋肉の浮き上がったマッチョな感じだったのに、この作品では普通でした。遊戯シリーズでは事前に相当体を作って撮影に臨んでたんだなってことが伺えます。

 この作品、都会の日陰の世界といいますか、優作のネグラが所謂悪所のド真ん中にあったりするのですが、私にとってそれが最大の魅了でした。優作の居場所はそういう場所でなければいけません。優作が銃器を調達する場所が大人のオモチャの店だったり、岩城滉一のやってる飲み屋なんか壁にピンクレディーとか某ストリップ劇場のポスターがベタベタと貼ってあるのですが、そういう下世話な部分が私には堪らないのです。優作は間違っても小市民的な世界の住人であっちゃいけない。世間とは一線を画した、普通の人が見たら眉をしかめるような、こんな場所に生きてこそ、私ら普通の人間は優作に憧れるんだと思います。
 
俺達に墓はない』(1974年)
監督:澤田幸弘
企画:黒澤満、伊藤亮爾
脚本:田中陽造
助監督:崔洋一
出演:松田優作岩城滉一志賀勝竹田かほり森下愛子(友情出演)

  

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作品や監督、俳優等について深い知識は持ち合わせておりません。ハッキリ言えばニワカですので私の評はアテにしないでください。また今日も頓珍漢なこと書いてやがんなあ、ぐらいの感じで読むのが丁度良いかと思います。

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