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獄門島 (1977年)

 いつもの金田一物映画だなあ、というのが第一印象。巨匠・市川崑が撮るのだから、ケチのつけ所も見当たらないが、可もなく不可もなく、第一作『犬神家の一族』をなぞってるなといった感じ。決して駄作ではないけれど、金田一耕助自身のファンでないならば、犬神家だけ見てればいいかな?とも思う。

 ただ、単なるミステリー映画なのに、登場人物同士の関係が明らかになった時、観る者を泣かせるものがあって、崑の術中にハマってたまるかと思いつつ、今回もやっぱり私は泣かせられたのだった。

 伏線の張り方も実に巧みだ。冒頭に出ていた足の悪い傷痍軍人、踏切の手前でそれが芝居だったことが分かるシーンがあるのだが、単にユーモアを添えるためのシーンかと思いきや、後で、それが大きな意味を持っていたことを知らされる。本当に巧いですね、この辺り。

 タイトルバックに荻野目慶子の名前があるのを見ていたので、どこに出てるんだ?と探しながら見ていて、てっきり阿呆三人娘の内の一人かと思っていたら、別の、かなり大きい役で出ていた。失礼しました。と言ったら、阿呆三人娘の一人を演じていた浅野ゆう子に失礼だろうか? 考えてみれば、1977年と言えば、荻野目さん、まだ13歳で、阿呆三人娘をやる歳じゃないのだった。それぐらいすぐ計算しろよ、オレ。

 にしても、良い役者が出ている。佐分利信はいつ見ても貫禄があるし、東野英治郎は、これが水戸黄門と同じ人かと思うぐらい偏屈で迫力のある爺さんを演じていた。司葉子も綺麗、大原麗子も綺麗。出演する役者達の顔を見ているだけで幸せな気分になり、水野晴郎ではないが、やっぱり映画っていいもんですねえ、という気分になる。そんな一本です。

獄門島『獄門島』(1977年)
原作:横溝正史
監督:市川崑
脚本:久里子亭
音楽:田辺信一
撮影:長谷川清
照明:佐藤幸次郎
美術:村木忍
録音:矢野口文雄
編集:池田美千子 / 長田千鶴子

出演:石坂浩二、加藤武、大原麗子、司葉子、太地喜和子、ピーター、浅野ゆう子、中村七枝子、一ノ瀬康子、草笛光子、内藤武敏、大滝秀治、上條恒彦、松村達雄、稲葉義男、小林昭二、辻萬長、坂口良子、三木のり平、東野英治郎、佐分利信、荻野目慶子、三谷昇

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作品や監督、俳優等について深い知識は持ち合わせておりません。ハッキリ言えばニワカですので私の評はアテにしないでください。また今日も頓珍漢なこと書いてやがんなあ、ぐらいの感じで読むのが丁度良いかと思います。

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