ホーム   »  スポンサー広告  »  スポンサーサイト   »  1970年代邦画  »  野性の証明(1978年) 主演:高倉健

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

野性の証明(1978年) 主演:高倉健

オープニングナレーションより
「陸上自衛隊では、特に能力と精神力に優れた隊員を選抜して、各方面隊総監部直属の特殊工作隊を編成している。特殊工作隊の目的と実態は完全な極秘事項とされているが、その訓練は常に実戦が想定され、想像を絶するばかりに苛烈である。例えば、この山岳行動訓練では、どことも知れぬ秘境地帯に隊員を単独で残して、所定の目的地まで到着することが要求される。たとえそれが、一ヶ月の行程であっても、携帯食料は三日分と限定され、あとは全て自給自足で、一般住民との接触は絶対厳禁である。
言わば、特殊工作隊員は人間能力の限界点を超えることを要求され、数万年前の原始人の持っていた能力、つまり、飢え、孤独、自然の猛威や野性の生物と闘う力を持たねばならない。今、味沢一等陸曹達が降り立った地点は日本のチベットと言われる青森、岩手、宮城3県にまたがる広大な北上山地の、どことも知れぬ原生林の真っ只中である。」


野性の証明3国家権力により比類ない殺人技術を叩き込まれた男が、暴力によって不幸に陥れた一人の少女の中に、自らの人間性の回復を託そうとする。だが、その少女さえも奪われた時、男に残されたのは、全身を駆け巡る闘いの血だけだった。暴力の持つ悲しい矛盾性の中で、人間の尊厳と愛を証明しようとした男のハードな生き様が鮮烈に描き出される!薬師丸ひろ子鮮烈デビュー作!! 高倉健が男の野性を爆発させる壮絶なバトルアクション大作。
映連データベースより)

製作:角川春樹
原作:森村誠一
監督:佐藤純彌
脚本:高田宏治
音楽:大野雄二
撮影:姫田真佐久
照明:熊谷秀夫
美術:徳田博
録音:紅谷愃一
編集:鍋島淳
出演:高倉健、中野良子、薬師丸ひろ子、夏木勲、ハナ肇、梅宮辰夫、舘ひろし、原田大二郎、成田三樹夫、松方弘樹、北林谷栄、田中邦衛、山本圭、金子信雄、芦田伸介、田村高廣、丹波哲郎、三国連太郎
主題歌:「戦士の休息」(作詞:山川啓介 作・編曲:大野雄二 歌:町田義人)


 『野性の証明』です。薬師丸ひろ子のデビュー作です。

 「お父っちゃば殺さないでけれ!!」

 薬師丸ひろ子の映画の中での第一声がこれでした。このセリフから彼女の女優人生が始まったのか、と思うと感慨深いものがあります。東北弁が上手でした。

野性の証明1 劇場公開時から現在に至るまで、『野性の証明』という作品名が出ると、「おまえはサンドバッグか?」と言いたくなるほど、とにかく叩きまくられる作品でもあります。
 まあ、分からんでもありません。最初から最後まで、これほどツッコミ所の多い作品は珍しいですから。しかし、それでも私はこの作品が好きです。決して薬師丸さんのデビュー作だからと言う訳ではありませんよ、決して、決して。
 
 これほどツッコミ所の多い作品は珍しいと書きましたが、同時に、これほどハッタリの利いた作品も珍しいと思います。“お祭り感”とでも言いましょうか、たとえコケオドシと言われようが派手で景気のいいシーンがふんだんに盛り込まれていて、この熱気は他社作品ではそうは味わえないのではないでしょうか。金持ちのボンボンの道楽と映る面も無きにしも非ずですが、そんなことは観客の私にはどうでもいいことです。
 当時、“映画界の風雲児”と呼ばれ飛ぶ鳥も落とす勢いだった角川春樹氏。順風満帆、向かうところ敵ナシ、そんな角川さんのオラ、オラ、オラ~~~!!と言わんばかりの強気が、いい方向に作用しているなと私は思うのです。
 
 いいところはまだあります。音楽です。角川作品への罵倒は腐るほど聞きましたが、角川映画の音楽を貶す声はあまり聞いたことがありません。主題歌・主題曲だけはホントにイイですよね、角川映画は。町田義人が歌う『戦士の休息』は映画主題歌の名曲として定番ですし、オープニングの『野性への序曲』は聴くたびに燃えます。この曲、味沢達のいる山小屋に向かって、22名の特殊部隊員達がヘリから降下してくる、クライマックスの始まりとも言えるシーンにも使われてますね。

「俺達が助かる方法は、3つしか無いと思う。この演習は3日間続くはずだ。その間中どこかへじっと隠れているか、演習地の外へ逃げ出すか、あるいはあの22名を倒すかだ」

 味沢がこう言うやいなや、『野性への序曲』をBGMにヘリから降下してくる特殊部隊員達。何度観ても鳥肌モノのシーンです。そして怖かったです。OPの過酷な訓練を見た人なら分かってもらえるはずです、大場の手下どもとはレベルが違うヤツらが次々と降りてくるんです!!
野性の証明2

 ・・・ところが、この特殊部隊員達はいとも簡単に味沢達に倒されていきます。味沢に倒されるならいいですよ、松方弘樹扮する皆川二等陸佐から「Ajisawa is a best Commando!!」って言われるぐらいの隊員だったんですから。でも、戦闘訓練など受けていない北野刑事にまでやられるって何なんですか?「お、おまえら、能力と精神力に優れた特殊部隊員じゃないのかよ!?」って言いたくなります。トホホです。(あ・・・言っちゃった、悪口!!)

 まあ、この際ですからもう一つ言ってしまいます。
 自衛隊を辞め、今は保険外務員として働いている主人公・味沢(高倉健)は、最初、おいらん淵で死んだ井崎明美が保険金詐取の目的で殺されたと見て動いています。
 一方、越智朋子(中野良子)は、それとは別に大場一成(三國連太郎)率いる大場帝国の不正を暴くために動いています。
 その前に、ある部落で村民皆殺しという全然別の事件があり、刑事・北野(夏木勲)は味沢が犯人だと睨んで動いています。
 自衛隊は自衛隊で、特殊部隊を辞めた味沢を要注意除隊者として監視し、別の角度から話に絡んでくる。
 と言った具合に、それぞれの登場人物が全然別の方向に向かって一斉に動いていて、それを整理するのが大変です。
 しかも、前半、味沢と朋子の敵は大場一族だったのに、クライマックスでは大場のことなどどこかに行ってしまって、敵は自衛隊特殊部隊に変わってしまいます。大場のことはどうなったのか、最後まで説明がありませんでした。
 その最後(最後の最後)にしたって、味沢の敵は自衛隊特殊部隊であって自衛隊全体ではないはずなのに、味沢が銃をぶっぱなしながら向かっていく先にいるのはどう考えても普通の自衛隊です。この点がどう考えても分かりません。
 
 と悪口も書いてしまいましたが、再度言っておきます。
 私はこの作品が大好きです!!


出来ればポチッとお願いします
 にほんブログ村 映画ブログへ 


   


町田義人 スーパーベスト
1. 赤い狩人 演奏:ゴダイゴ -映画『キタキツネ物語』
2. 雨はナイフのようさ 演奏:-ゴダイゴ 映画『キタキツネ物語』
3. 戦士の休息 -映画『野性の証明』
4. 銀河を泳げ -映画『野性の証明』
5. 宝島 コーラス:コロムビアゆりかご会 -テレビアニメ『宝島』※町田よしと名義で発表
6. まだ見ぬ世界へ コーラス:コロムビアゆりかご会 -テレビアニメ『宝島』※町田よしと名義で発表
7. 航海日誌 -テレビアニメ『宝島』※町田よしと名義で発表
8. 小さな船乗り -テレビアニメ『宝島』※町田よしと名義で発表
9. 美しい女(ルビ=ひと)…エメラルダス -文化放送 セイ! ヤング スペースファンタジー「エメラルダスII」
10. 男たちのバラード -文化放送 セイ! ヤング スペースファンタジー「エメラルダスII」
11. 愛 -テレビドラマ『87分署シリーズ~裸の街』
12. ジ・エンド -テレビドラマ『87分署シリーズ~裸の街』
13. 10億光年の愛 -劇場用アニメ『サイボーグ009 超銀河伝説』
14. さらばとは言わない(We'll never say good-bye) -劇場用アニメ『サイボーグ009 超銀河伝説』
15. 男たちの朝 演奏:TALIZMAN -スペシャル・アニメ『三国志』
16. 若い河のように 演奏:TALIZMAN -スペシャル・アニメ『三国志』
17. 長距離ランナー
18. コンサート・ツアー*「長距離ランナー」C/W曲
19. 白いサンゴ礁'79
20. WINTER GLORY
21. 白いアルカディア*「WINTER GLORY」C/W曲

このアルバムのご購入はこちらです。
スポンサーサイト
Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Blik

Author:Blik
作品や監督、俳優等について深い知識は持ち合わせておりません。ハッキリ言えばニワカですので私の評はアテにしないでください。また今日も頓珍漢なこと書いてやがんなあ、ぐらいの感じで読むのが丁度良いかと思います。

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
PR
NHK 金曜ロードSHOW! 日曜洋画劇場 水曜プレミアムシネマ BS11 ホタルノヒカリ 愛と誠 臨場 劇場版 苦役列車 おおかみこどもの雨と雪 ヘルタースケルター ベティ・ブルー 海猿_BRAVE_HEARTS 日活100周年邦画クラシックス ボノロン 浅草花やしき こども商品券
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。